フラッグシップモデル

2022年07月01日

フラッグシップモデル

2022年新製品でもっとも注目を集めたアイテムといえばリールでしょうか。

フラッグシップモデル

（シマノHPより）

ダイワイグジスト、シマノステラのリニューアルは

買う、買わないにかかわらず大きな注目を集めました。

コロナの影響で、流通量が少なく予約しないと買えない、と言われていましたが

無事に買えた人、まだ入荷待ちの方、様々いらっしゃると思います。

ダイワイグジスト、シマノステラについて、個人的な感想を書いてみたいと思います。

ダイワイグジストから書きますが、イグジスト＞ステラというわけではございません。

ダイワイグジスト

ダイワのフラッグシップモデル、イグジスト。

05イグジストにはじまり12、15、18、22とリニューアルされてきました。

どのモデルも共通していえることですが、イグジストの特徴として

軽やかな巻き心地はもちろん、機能美というイグジストらしさがあります。

ひいてはダイワらしさをも感じさせる、さすがフラッグシップモデルといった感じです。

22イグジストは、18イグジストから大きな機能変更はありません。

ベールの質感の向上やローターを含む全体的なデザインの見直しが主な変更点です。

一方で、メンテナンスのサポートが充実しています。

イグジスト専門のサポートがあるのはイグジストユーザーの特権ではないでしょうか。

このサービスについては、どのレベルのものなのか、正直よくわかりませんが

ダイワの新たな挑戦として、注目していきたいですね。

シマノステラ

シマノのフラッグシップモデル、ステラ。

あの精緻な巻き心地に心を奪われた方も多いはずです。

リールを巻くたびに幸せな気持ちになる、気づけば自宅で意味もなくステラを巻いているという

ステラユーザーあるあるですね。

「歓びが満ちてくる」というフレーズが浮かぶ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

さて、今回の22ステラ。

スーパースローオシュレートの復活で

そもそものリール構造から大きな変更となり

発売前は賛否両論あったと思います。

しかし発売後、争点となったライントラブルの多さは

さほどなく、さすがシマノ。ちゃんと改善してきたな、という印象です。

スプールにきちんと巻かれたラインは、マイクロモジュールギアと相まって

精密機械としての完成度の高さを物語っており、

往年のステラユーザーのハートをつかんで離さない、

こちらもステラらしさを感じるリールとなっております。

最後に

「どちらがいい？」といった議論は、もはや野暮とも感じてしまいます。

ダイワ、シマノ両メーカーが誇るフラッグシップモデルは

どちらも最高の技術と最大の努力が注ぎ込まれた日本が誇る「作品」ではないでしょうか。

日本に生まれてよかった、とすら感じさせてくれる、恐るべきリールでした。

少し大げさかもしれませんが、以上が

今回のフラッグシップモデルのリニューアルで感じたことでした。